環境への取組み
基本方針
環境負荷の低減
本投資法人が保有する運用資産におけるエネルギー効率の改善や省エネルギーに資する設備等の導入を図り、省エネルギーとCO2排出削減に努めます。また、運用資産にかかる資本的支出や修繕計画の策定及び実施にあたり、省資源及び廃棄物の削減に努めます。
環境パフォーマンス目標/実績
基本目標:
項目 | 目標 | 実績 | ||
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2020年 (基準年) |
2021年 | 増減率 | ||
延床面積 | - | 187,280.75㎡ | 187,280.75㎡ | 0.0% |
エネルギー | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおける年間総エネルギーデータ把握率(%)を100%とする |
80.2% | 82.5% | 2.9% |
GHG(注2) | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおける年間GHG排出データ把握率(%)を100%とする |
80.2% | 82.5% | 2.9% |
水 | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおける年間⽔消費量データ把握率(%)を100%とする |
74.3% | 76.6% | 3.1% |
(注1) | データ把握率は床⾯積ベースとしています。 |
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(注2) | Greenhouse Gas(温室効果ガス)の略称です。以下同じです。 |
長期目標:
項目 | 目標 | 単位 | 実績 | ||
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2020年 (基準年) |
2021年 | 増減率 (%) |
|||
延床面積 | - | ㎡ | 187,280.75 | 187,280.75 | 0.0 |
エネルギー | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおける年間総エネルギー消費量原単位を⽬標年までに基準年から5%削減 |
消費量 (kWh) |
31,628,460 | 32,921,805 | 4.1 |
原単位 (kWh/㎡) |
210 | 213 | 1.4 | ||
GHG | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおけるエネルギー消費に由来する年間GHG排出原単位を、⽬標年までに基準年から5%削減 |
排出量 (t-CO2e) |
11,368 | 11,483 | 1.0 |
原単位 (t-CO2e/㎡) |
0.076 | 0.074 | △ 2.6 | ||
水 | 本投資法⼈の不動産ポート フォリオにおける年間⽔消費量原単位を基準年から⽬標年まで増加させない |
消費量 (㎥) |
418,711 | 433,241 | 3.5 |
原単位 (㎥/㎡) |
3.0 | 3.0 | 0.0 |
(注) | 基準年は2020年とし、効果測定期間の起算年は2021年、目標年は2025年とします。 |
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環境への取組み事例
● | グリーンリースの締結 |
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「神⼾学園都市ビル(はぴね神⼾学園都市)」を⼀括賃借しているテナントとの間でグリーンリースを導⼊しました(2021年)。環境負荷の低減が図られるとともに、HCM及びテナントの双方が経済的なメリットを享受できる、まさにWin-Winの取組みです。
- ・ヒアリングにより得られたテナントの照明設備の利⽤状況を前提に、共⽤部照明の LED 化⼯事実施により、照明設備に係る電気使⽤量が約 69%削減されると試算しています。
- ・LED 照明設備の定格寿命 40,000 時間においてテナントが享受することが試算される照明設備に係る電気使⽤料の削減効果と管球交換費⽤の削減効果のうち、⼀定⾦額がグリーンリース料として、賃貸契約上の賃料を増額するかたちで本投資法⼈へ還元されます。
グリーンリース: | 物件所有者とテナントが協働して不動産の省エネなどの環境負荷の低減や執務環境の改善などを図り、且つ 双方がコスト削減等の恩恵を受けられるWin-Winの取組み |
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● | 省エネ改修⼯事 |
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「グリーンライフ守⼝」において空調機器の⾼効率化改修⼯事を実施しました(2018年)。
- ▪共⽤部空調機の室外機の制御基板と圧縮機を省エネ性能の⾼いものに交換
- ▪⾼機能空調管理ユニットの導⼊(館内空調の⼀括管理、スケ ジュール運転設定)
- ▪国の補助⾦を活⽤
→ 投資⾦額 13.5百万円(うち補助⾦6.4百万円)