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環境への取組み

環境に対する基本方針

基本方針(Basic Policy for Reducing Environmental Burdens)

  • HCM &
    HAM
環境負荷の低減

ヘルスケア&メディカル投資法人(以下「HCM」といいます。)が保有する運用資産におけるエネルギー効率の改善や省エネルギーに資する設備等の導入を図り、省エネルギーとCO2 排出削減に努めます。また、運用資産にかかる資本的支出や修繕計画の策定及び実施にあたり、省資源及び廃棄物の削減に努めます。

環境パフォーマンス目標/実績

基本目標(Basic Targets):

項目 目標 実績
2020年
(基準年)
2023年 2024年 増減率
(基準年
対比)
(注3)
延床面積 - 187,410.50 217,037.48 227,379.36 21.3%
エネルギー 本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間総エネルギーデータ把握率(%)を100%とする 59.2% 84.0% 83.0% 40.2%
GHG(注2) 本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間GHG排出データ把握率(%)を100%とする 59.2% 84.0% 83.0% 40.2%
本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間⽔消費量データ把握率(%)を100%とする 76.7% 80.2% 83.0% 8.3%
廃棄物 本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間廃棄物排出量データ把握率(%)を100%とする - 24.1% 34.4% -
(注1) データ把握率は床⾯積ベースとしています。
(注2) Greenhouse Gas(温室効果ガス)の略称です。以下同じです。
(注3) 基準年は2020年とし、効果測定期間の起算年は2021年、目標年は2025年とします。

長期目標(Long-term Targets):

項目 目標 単位 実績
2020年
(基準年)
2023年 2024年 増減率
(基準年
対比)
延床面積 - 187,410.50 217,037.48 227,379.36 21.3%
エネルギー 本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間総エネルギー消費量原単位を目標年までに基準年から5%削減 消費量
(kWh)
52,703,500 78,590,384 81,689,105 55.0%
原単位
(kWh/㎡)
475 431 433 -8.9%
GHG 本投資法人の不動産ポートフォリオにおけるエネルギー消費に由来する年間GHG排出原単位を、目標年までに基準年から5%削減 排出量
(t-CO2e)
9,176 14,678 15,325 67.0%
原単位
(t-CO2e/㎡)
0.083 0.081 0.081 -1.8%
本投資法人の不動産ポートフォリオにおける年間水消費量原単位を基準年から目標年まで増加させない 消費量
(㎥)
430,434 497,544 554,555 28.8%
原単位
(㎥/㎡)
3.0 2.9 2.9 -2.0%
(注) 基準年は2020年とし、効果測定期間の起算年は2021年、目標年は2025年とします。

保有物件における環境への取組み

空調機器の高効率化改修工事の実施

  • HCM &
    HAM

「グリーンライフ守⼝」において空調機器の⾼効率化改修⼯事を実施しました(2018年)。

  • 共⽤部空調機の室外機の制御基板と圧縮機を省エネ性能の⾼いものに交換
  • ⾼機能空調管理ユニットの導⼊(館内空調の⼀括管理、スケジュール運転設定)
  • 国の補助⾦を活⽤
    → 投資⾦額 13.5百万円(うち補助⾦6.4百万円)

空調機器更新工事に伴い発生する廃フロンガスの再生処理

  • HCM &
    HAM

空調機器更新工事に伴い発生する廃フロンガスについて、通常破壊処理を行うところ、再びフロンとして使えるようにする再生処理を行うことで、環境負荷の低減に努めています。

「ハートランド川口明生苑」で実施した共用部空調機器更新工事において、回収したフロンの再生処理を行いました。(2023~2024年)。

  • 全10系統から回収したフロン(R410ZA)合計110.5kgすべてを再生処理。
  • 再生処理した場合のGHG排出量は、破壊処理した場合の約1/7と想定されており、今回の回収量110.5kgで計算した場合、約1,337kgのCO2排出量削減となりました。
    (破壊処理:1.5579 tCO2-eq/t冷媒、再生処理:0.2209tCO2-eq/t冷媒)

保有物件でのグリーンリースの締結

  • HCM &
    HAM

「神戸学園都市ビル(はぴね神戸学園都市)」を一括賃借しているテナントとの間でグリーンリースを導入しました(2021年)。環境負荷の低減が図られるとともに、HCM及びテナントの双方が経済的なメリットを享受できる、まさにWin-Winの取組みです

  • 共用部照明の LED 化工事実施により、LED 照明設備の定格寿命 40,000 時間においてテナントが享受することが試算される照明設備に係る電気使用料の削減効果と管球交換費用の削減効果のうち、一定金額がグリーンリース料として、賃貸契約上の賃料を増額するかたちでHCMへ還元されます。
グリーンリース: 物件所有者とテナントが協働して不動産の省エネなどの環境負荷の低減や執務環境の改善などを図り、
且つ双方がコスト削減等の恩恵を受けられるWin-Winの取組み
  • モニタリングの結果、月平均約25,700kWh(注)の電気使用量削減につながりました。
(注) 共用部電灯の積算電力量計にて測定、LED導入前12ヶ月間(2020年7月~2021年6月)と2023年7月~2024年6月(12ヶ月間)の平均値を比較した値

給湯設備の高効率化改修工事を実施

  • HCM &
    HAM

「グリーンライフ守口」において温水ヒーター2基の更新工事を実施しました(2023年)。

  • 既設機器の稼働状況を一定期間測定・分析の上、最適な機器を選定。
  • 燃料使用量約13%削減。CO2排出量に換算すると、年間29.4t-CO2の削減。

屋根改修工事における断熱性能の高い部材・工法選定

  • HCM &
    HAM

「ニチイホーム西国分寺」において屋根改修工事を実施しました(2023年)。

  • 断熱性能の高い屋根材を選定。
    (シミュレーション上、夏季ピーク時の野地板裏面温度が既設屋根材と比較して21.7℃低下)
  • 工事費用とメンテナンスコストも考慮しカバー工法を選定。二重屋根により断熱効果がさらに向上し、屋内環境の改善および環境負荷の低減が見込めます。

騒音配慮型非常用発電機への更新

  • HCM &
    HAM

「ニチイホーム西国分寺」の非常用発電機更新にあたり超低騒音型機器を選定しました(2024年)。

  • 設計値上、既設機器の騒音値105dBに対し、新設機器は騒音値75dBに低減します。
  • 住宅街に位置する施設のため、点検時等の騒音に配慮した機器を選定しています。

換気扇更新における高効率機器導入

  • HCM &
    HAM

「シップ千里ビルディング」において、換気扇の高効率化更新工事を実施しました(2024年)。

  • 消費電力の小さいDCモータタイプを選定。試算上、換気扇の消費電力量が約61%削減されます。

ウェアハウジング段階における環境への取組み

ウェアハウジング物件へのグリーンリース条項(注1)の導入

  • Sponsors

ヘルスケアアセットマネジメント株式会社(以下「HAM」といいます。)及びHCMでは、スポンサーやオペレーターを始めとするステークホルダーと協力し、ウェアハウジング段階において建物賃貸借契約にグリーンリース条項を規定しています。

2020年度
以前
2021年度 2022年度 2023年度 2024年度(注2)
グリーンリース
契約締結数
4 1 3 2 7
累計 4 5 8 10 17
グリーンリース
実績数
2 1 0 0 0
累計 2 3 3 3 3
(注1) 標準的な賃貸借契約条項に加えてESGに焦点を当てた要件を組み込んだ条項です。
(注2) 2024年4月から2024年12月までの期間を集計しています。

ウェアハウジング物件での環境認証の取得に向けた取組み

  • Sponsors

開発案件において、ディベロッパーや設計会社等の協力を得ながら、CASBEE・BELS等の環境認証取得に向けた取組みを進めています。

2020年度
以前
2021年度 2022年度 2023年度 2024年度(注)
CASBEE 1 1 1 3 0
累計 1 2 3 6 6
BELS 0 0 1 2 0
累計 0 0 1 3 3
(注) 2024年4月から2024年12月までの期間を集計しています。

レジリエンス(災害等への適応力)の向上

物件の取得検討段階における急傾斜対策工事

  • HCM &
    Operators
急傾斜対策工事の実施(はなことば追浜)

HCMが2022年11月10日に取得した「はなことば追浜」の土地の一部が土砂災害特別警戒区域に該当しており、東側から南側にかけて広がる急傾斜地はモルタル吹付工法や擁壁により一定の安全対策が施されていましたが、ヘルスケア施設への長期投資という観点から、急傾斜地の崩壊が発生した場合における影響の調査結果を踏まえ、レジリエンス(災害等への適応力)の向上及び長期的な安全性確保のためには追加の急傾斜対策工事が必要であると判断しました。

対策工事については、より安定性及び安全性の高いフリーフレーム工法等を採用し、近隣の急傾斜地における工事経験を有する京急建設株式会社が調査・計画及び施工し、独立性のある第三者専門家である調査会社より「対策内容の妥当性調査報告書」を受領し、問題がないことを確認した上で、HCMによる取得を決定しました。

2023年、法面工事後年1回の目視確認及び状況報告書作成を外部委託し実施。問題ないことを確認しました。

【対策工事実施前】
急傾斜対策
工事を実施
【対策工事実施後】

保有物件における雨水対策工事

  • HCM &
    HAM
雨水対策工事の実施(さわやか和布刈館)

2018年7月の西日本豪雨の際に建物内で床上浸水する被害が発生した「さわやか和布刈館」において、ブロック塀およびU字溝を新設する工事を実施しました(2021年)。

本取組みにより、災害発生時の被害拡大を未然に防止するとともに、入居者、従業員及びオペレーターの安心・安全確保に繋がっています。

地震被害に関する建物影響調査契約の締結

震災発生時、早期に被害状況を調査するための契約を東京海上ディーアール株式会社と締結。図面等を事前に共有して震災に備える体制を整備しています。

環境配慮型資材の使用

環境配慮型の床材を活用した更新工事(2022年)

  • HCM &
    HAM

「グリーンライフ守口」の床貼り替え工事において、環境配慮型商品を使用・施工しました。

  • 環境に配慮した床材:東リ株式会社「ルースレイタイルLLフリー50NW-EX」
  • リサイクル材料を製品重量の50%使用しており、CO2排出量の削減に貢献
    (廃棄された農業用ビニル、製造時に発生した端材を再生利用)
  • 防汚性能を高めるための高耐久UV樹脂コーティングにより、使用中のワックスメンテナンスが不要

施設環境の改善(利用者様の声)
  • 清掃しやすい床材になり、衛生的な環境に改善され、清掃作業が軽減されました。
  • 車椅子で走行しやすい床材になり、施設内を行動することが増えました。
  • 廊下とデイルームの間にあった小さな段差がなくなりました。

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